部活指導研究協会通信

日々、生徒と真剣に向かい合う部活関係者に送ります。部活動が果たすことの出来る役割を最大限に発揮させるための活動を行っています。

日本版NCAAを中高部活動に応用できないのか

日大アメリカンフットボール部の危険タックルの問題が報道を賑わせています。この問題は大学運動部の根本を考えさせる大きな事件でもあります。 そもそも大学運動部も自主的自発的に行われている課外活動で、この辺の事情は中高の部活動問題と同じ側面を持っ…

部活改革は当事者である教員間の議論を深めるところからではないか

働き方改革という政策スローガンによって、教育現場の労働実態が昨今クローズアップされています。 なかでも部活動に対する過剰労働の実態にも注目が集まり各方面で議論がなされるようになりました。 この部活動についての過剰労働の問題が、学校関係者以外…

部活研主催 部活動指導員研修「学校教育の一環の部活動指導とは」

下記の要領で部活指導員の研修会を実施します。お申込みは以下のサイトから。 kokucheese.com

日本部活動学会第1回大会 部活動問題講演ダイジェスト

部活動研究のトップが集結!日本部活動学会第1回大会が3月25日(日)に開催されました。 今大会につきましては、当協会としても後援団体として支援して参りました。 また代表理事である中屋も副実行委員長として大会運営に携わり、当日を迎えました。 そして…

教員の過重労働問題が浮上してきたもう1つの背景

この部活動の問題が浮かび上がって来た背景についてですが、1つは、名古屋大学の内田先生が発信した「ブラック部活」のネーミングのインパクトのおかげで部活中事故の発生件数の再認識がなされ、問題意識が喚起されたということは大きいと思います。 それに…

最終的に生き残った者しか調べないことで統計的なバイアス が出てしまう現象

今回、部活動学会の大会で、気になったキーワードに「生存バイアス」という言葉がありました。 「生存バイアス」とは、最終的に生き残った者しか調べないことで統計的なバイアスが出てしまう現象のことです。 個人の成功体験にもとづいたデータのみを集計す…

3月25日日本部活動学会第1回大会 史上最大の部活会議が盛会のうちに無事を幕を閉じました!

3月25日の日本部活動学会の第1回大会が大盛況のなか幕を閉じました。まさに史上最大の部活会議だったと思います。 日本の部活動研究の第1人者が勢ぞろいの大会でした。大会中、最新のデータ、深遠な見識、造詣深い発言等々に満ち溢れていました。 個人的な感…

部活顧問間の横の繋がりの薄さが孤立を生んでいる

よく考えると部活顧問は、同じ競技内でもそうですが、各種競技を跨いで顧問が集まる機会というのは全国的にない気がします。 当然ですが、全員顧問制の学校で顧問を集めるイコール職員会議になってしまいますし、かといって各部活の代表が集まるという顧問会…

そもそも制度のなかで部活が曖昧な位置づけなった歴史について

こんにちは部活指導研究協会通信です。 としまコミュニティ大学講座「部活顧問の過重負担問題を考える」の報告です。 題して~部活の曖昧な位置づけの歴史~ 日本部活動学会の代表の長沼豊先生の講演会に参加してきました。たくさんの受講者の方がいらしてい…

杉並区中学校の保護者会等予算型 民間委託モデル

こんにちは、日本部活指導研究協会通信です。 現在、部活動の指導は学校の先生だけが顧問というかたちで任されるのではなく、外部指導員というかたちで学校外の指導者も指導に携わるというかたちがある程度定着しています。 教員の部活に関わる時間が労務管…

昨年末創設されたこの日本部活動学会が第1回大会 開催します。 日本部活動研究協会は、第1回大会を後援することになりました。 部活問題への発言がメディアで注目されている名古屋大学の内田氏の講演を予定しています。 その他、各方面の専門家をお招きして…

日本部活動学会設立総会の報告・日本部活動学会会員申込みについて

こんにちは、部活指導通信です。 日本部活動学会の設立総会が名古屋で開催されました。https://jaseca2017.jimdo.com/ 発起人の1人として参加して参りました。 前半の総会では司会の役を仰せつかり、後半の研究集会ではリレートークの一員として部活改革構…

部活研主催「不可能を可能にしたチーム力の作り方」指導者講習会の報告

こんにちは、部活指導通信です。 11月26日の部活研主催の指導者講習会の報告をします。 先月末、予定通り指導者講習会を開催致しました。 多くの先生方、部活関係者の方々、そして生徒の参加もあり会場はたいへん盛り上がりました。 まずは慶應高校テニス監…

部活とアルバイトについて

こんにちは、部活指導通信です。 放課後の生徒の動向といえば、遅くまで部活に汗を流し打ち込む生徒、バイト先に直行する生徒、ただ帰宅する生徒、いろいろです。 当然、アルバイトに向かった生徒は、汗を流した分のアルバイト料が入るわけですが、部活はと…

11月の部活研主催の指導者講習会について

部活指導通信です。 11月の部活研主催の指導者講習会は慶応義塾高校テニス部、松永浩気監督の講演を予定しています。 慶応高校は今やインターハイ常連校となっていますが、かつてインターハイ出場が遠い目標だった時期もあったとのこと。 どこの県でも同じで…

部員の「心の安全基地」の存在

部活動通信です。 部活の部員との関係は、顧問の先生にとって日々試行錯誤で取り組まれておられることでしょう。 日々の取り組みのヒントになれば幸いです。 心理学用語に「心の安全基地」という用語があります。 「心の安全基地」は、不安をいつでも受け止…

部活指導者講習会「慶応高校テニス部の不可能を可能にしたチーム力の作り方」

部活指導通信です。 部活研主催の指導者講習会について 11月に部活研主催の指導者講習会は慶応義塾高校テニス部、松永浩気監督の講演を予定しています。 慶応高校は今やインターハイ常連校となっていますが、かつてインターハイ出場が遠い目標だった時期もあ…

「そろそろ、部活のこれからを話しませんか」シンポジューム報告2

部活指導動通信です。 『第2部 「そろそろ、部活のこれからを話しませんか」』 第2部はいよいよ早稲田大の中澤先生の登場です。 「そろそろ、部活のこれからを話しませんか」と題しての講演で。 まず、「そもそも部活って当然の存在?」という問いかけから…

「そろそろ、部活のこれからを話しませんか」シンポジューム報告1

部活指導研究協会通信です。 ・7月研修会の報告 先週の土曜日7月1日に都立大泉高校で部活研主催のイベントが行われました。参加者は39名で、うち高校生が16名でした。その他多くは部活顧問の先生方だったのですが、様々な立場の方々に参加頂けたことが今回の…

なぜ、「ブラック部活」と呼ばれるようになってしまったのか

部活指導研究協会通信です。 各メディアに「ブラック部活」という見出しの記事を多く見掛ける。 部員である生徒が生活のほとんどの時間を部活に取られ、休むに休めない状況になり、心身ともに疲れ切っているという状況を「ブラック企業」になぞらえて「ブラ…

部員の心に働きかける話

部活指導研究協会通信です。 部員のやる気を持たせ部活に活き活き取り組んでもらうための考え方の紹介です。 一般的に言えると思いますが、気性の激しい生徒の指導に手を焼くことは多いと思います。しかし、一方では、選手として勝負を勝ち抜いていくために…

高校サッカー部コーチが体罰、動画投稿で発覚

headlines.yahoo.co.jp 日本部活指導研究協会通信です。 またまた、部活指導者の体罰に関するニュースです。 もう本当に呆れるばかりです。スポーツの指導法として選手に対する平手打ちは有り得ません。 指導者として正しい指導法のイロハをきちんと学んで欲…

学校で先生が教える部活はなくなるか 驚きの部活改革プラン

学校で先生が教える部活はなくなるか 驚きの部活改革プランで部活指導の改革プランが発表されたらしい。 news.nifty.com これまでも地域スポーツとの連携を取り入れる方策は、いくつかの自治体でも試行されたが、予算、人材の面で頓挫するケースが多いようだ…

中学高校部活動に指導員 人材派遣会社が新サービス開始

㈱サクシードはこのほど、全国の中学・高校を対象に、部活動指導員の派遣サービス事業を始めた。 同社は、子供向けスポーツ教室などへの人材派遣を通して教育事業を展開。元アスリートなどスポーツ指導ができる約1200人を登録している。このサービスでは、技…

部活って仕事を仕切っているのは誰なんだ?

日本部活指導研究協会の中屋です。 部活のこれからを考えていろいろ活動してきましたが、はやり、曖昧な制度のうえに成り立っていることが、教員の負担を増やし、指導スキルの高める余裕を奪って、結果的に生徒の安全まで脅かすことになってしまっている。 …

部活制度について、そもそも論から考える時に来ている

「そろそろ、部活のこれからの話をしませんか」大月書店 当協会の相談役でもある中澤先生が新刊を出されました。部活研究の第1人者であられる中澤先生ならではの視点で、部活動に対する問題提議を歴史背景などを掘り下げながら展開しています。曖昧な制度の…

中澤篤史准教授をお招きしての講演会

当協会の相談役、中澤先生に会いに早稲田大学の中澤研究室に行って来ました。 中澤篤史准教授は、部活研究の第一人者です。 2月に著書「そろそろ、部活のこれからを話しませんか」を出版したばかりだったので、内容についてたっぷり意見交換して来ました。ht…

「そろそろ、部活のこれからを話しませんか」シンポジューム開催

学校教育において部活が大きな役割を担なっている現実があるなか、一方では深刻な問題も耳にする機会が増えています。 部活を好きな人も嫌いな人も、部活の現状を把握し、歴史を紐解き、今、それぞれの思いを話し合う時です。教員同士、友達同士、そして家族…