部活指導研究協会通信

日々、生徒と真剣に向かい合う部活関係者に送ります。部活動が果たすことの出来る役割を最大限に発揮させるための活動を行っています。

部活動指導員検定試験の概略について

当協会が主催する部活動指導員検定制度について説明させて頂きます。

この部活動指導員検定制度の柱は2本です。
1、指導員の能力・知識の審査認定→検定試験
2、指導員の能力・知識の維持向上→更新研修

この2本の柱をもとに行われる資格制度になります。
当協会認定の資格につきましては、部活動指導者としての活動の履歴、そして、研修につきましては、部活動指導者としての資質向上の機会として、ご活用頂ければと思います。
また、合格者につきましては、資格認定指導員として当協会の名簿に登載を致します。学校または地方自治体の問い合わせがあった場合、登載された個人情報を共有することがありますので予めご了承下さい。

 

この資格制度を支えるために、以下の部活動指導員認定3科目を設定しています。
1.【学校一般科目】
学校教育の一環としての部活動について、文科省が平成25年に策定した「運動部活動での指導のガイドライン」の内容について学習し修得する科目。
2.【指導分野専門科目】
部活動を指導、運営するうえで必要なスポーツ・文化活動の専門的な知識、技能について学習し修得する科目。
e.g. スポーツメンタル講座、体幹レーニング講座、救急救命講座 等
3.【部活動教養科目】
部活動研究の専門家の解説により部活動の歴史、現状における問題点、今後の展望等を学習し修得する科目

 

【学校一般科目】については、検定試験3級と2級認定の基礎になります。
また、2級検定試験は、所定の公式テキストの内容からの出題となります。

部活動指導員検定公式テキスト

www.otsukishoten.co.jp

【指導分野専門科目】と【部活動教養科目】については、資格を更新するための更新講習の科目で、資格維持のために必要です。
更新期限は合格認定日の翌月から2年間です。期限内に本協会指定の研修を3回以上受講する必要があります。

当協会の名簿登載者には、更新講習の告知の連絡をさせて頂きます。

なお、当講習会は日本スポーツ協会の更新研修には指定されておりませんので、お間違えのないようご確認下さい。