部活指導研究協会通信

日々、生徒と真剣に向かい合う部活関係者に送ります。部活動が果たすことの出来る役割を最大限に発揮させるための活動を行っています。

2021-01-01から1年間の記事一覧

部活動指導員へのインタビューの協力依頼について

当協会会員の長瀬先生が共同研究プロジェクトに取り組んでいます。たいへん有意義な取り組みなので当協会としても後援しています。 以下、地方自治体に部活指導員の任用を受け、活動されていらっしゃる方へお願いです。 【部活動指導員へのインタビューの協…

埼玉県超勤訴訟について雑感

裁判判決は、請求が棄却されたのは残念ですが、給特法の矛盾についての指摘があった点は意義がある判決だった気がします。 1970年代に制定された給特法ですが、教員の勤務管理がおおらかな時代だったという背景もあって、つまり、夏休み冬休み春休みは、文字…

学生団体Teacher Aide主催「 部活動の“地域展開”を考える時間 」ダイジェスト

8月25日にZOOM会議にて 、学生団体Teacher Aide主催によって「 部活動の“地域展開”を考える時間 」というテーマで公開研究会が開催されました。 本研究会は、教員の意識改革・教育を社会の関心ごとに・愛あるコミュニティの想像、この3つをコンセプトを掲げ…

定時制の部活動から学んだこと ― 部活動が、全ての生徒にとって活躍可能の場になって欲しいという話 ―

日本部活指導研究協会を2015年に設立し、部活動指導者の研修会などの開催を続けてきました。活動の原点となった定時制高校の教員時代の話です。 【定時制の部活動】私が現役教員として最後に勤めたのは、2003年池袋という繁華街からほど近くにある公立の商…

長沼科研第3回公開研究会に参加して

7月25日(日)にZOOM会議にて 「持続可能な部活動のあり方を考える2 ~研究と実践の今までとこれから~」というテーマで公開研究会が開催されました。 本研究会は、学習院大学の長沼先生を中心に行われている研究活動で、2年間に渡る研究の成果を発表する第…

部活動指導者の輪を全国に広げて有効な人材活用の仕組み作りへ

このコロナ禍で見えた職能団体の人材有効活用のための役割で考えたことがあります。連日の報道でも明らかですが、このコロナ禍において、最も重要な社会問題の1つとして取り上げられているのが、医療逼迫の問題です。現有の日本の医療人材、医療施設の量的な…

部活動指導員検定による認定資格の信頼度

部活動指導員検定を実施し、資格認定を始めて1年が過ぎました。この間、当協会主催の検定試験によってたくさんの部活動指導者の方々が部活動指導員として認定されました。そして、よく当協会の認定資格について、その有効性について問い合わせを頂きます。ま…

部活動指導者研修会「新聞記者の取材から見えてきた新しい部活動のかたち」

現在の部活動改革の動きを作った部活動の事例を取材してきた中小路記者に講演をお願いしました。 取材のなかで見えてきた新しい部活動のかたちと、今後、部活動指導、スポーツ指導の形態はどう変わるか、政府の政策などを睨みながから今後の部活動を読み解き…

第4回日本部活動学会に参加して~内海和雄教授の講演から~

第4回日本部活動学会に参加して 3月27日にオンライン開催で、第4回日本部活動学会が開催されました。自由研究発表や部活動研究の専門家によるシンポジウムがあり、充実した内容でした。 特に印象に残ったのは、一橋大学名誉教授の内海和雄先生の講演でした。…

文化庁主催「地域での文化部活動のあり方について」に参加して

文化庁主催「地域での文化部活動のあり方について」に参加して 3月3日に文化庁と三菱総研の共催で、今後の文化部活動について、意見交換会がありました。 出演者は、文化庁の部活動担当官、三菱総研の調査官、芸術系大学の先生と地域部活動の実践をされてい…